
少し前の事になりますが、
ご高齢の男性の葬儀のお手伝いをさせていただきました。
その方は生涯独身とのことで、お子さまはいらっしゃらず、
頼れる親戚の方もいらっしゃらないとの事で
亡くなった後の諸手続き、葬儀、納骨、埋葬に関する事務などについて
代理権を付与する『死後事務委任契約』を結んでいらっしゃいました。
葬儀も火葬のみの直葬で行われ、参列する方は
当職員のほか誰もいらっしゃいませんでした。
お骨は合祀墓への埋葬となりました。
契約を結んでおられる方は司法書士の方でしたが
その方のお話しによると、そういう方は増えてきているとのことです。
自分が亡くなった後、ずっと親交の無かった親戚に迷惑かけたくないという
思いや、色々かき回されたくないという思いがあるのかもしれません。
寂しい亡くなり方だと感じる方、
いさぎよい亡くなり方だと感じる方、捉え方はさまざまあるでしょうが、
いろんな葬儀を経験して、やはり見送る人のいない
葬儀はなんとも言えず、悲しくなります。
私共 双樹では
このような方のご相談も受け付けております。
頼れる身内が居なく、どこに相談したらいいのか分からないという方、
一度お話しください。
070-2303-8341 (担当:田中)
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